疾患
甲状腺疾患の診療 — 内分泌代謝の専門経験を活かした血液検査スクリーニングと長期管理
日下診療所(南千住駅徒歩5分)では、健診でTSH異常を指摘された方や、だるさ・動悸・体重変化が気になる方の甲状腺診療を行っています。内分泌代謝科専門医が在籍する診療体制で、血液検査によるスクリーニングから長期管理まで対応。エコーや精密検査が必要な場合は専門病院と連携してご紹介します。
甲状腺疾患とは
甲状腺は首の前にある小さな臓器で、全身の代謝を調整する甲状腺ホルモンを分泌しています。ホルモンが過剰になる甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)、不足する甲状腺機能低下症(橋本病など)、しこりができる甲状腺結節が代表的な疾患です。日下診療所では、健診でTSHの異常を指摘された方や、だるさ・動悸・体重変化などの症状が続く方のご相談を南千住エリアを中心にお受けしており、血液検査によるスクリーニングから診断後の長期管理までを担っています。
日下診療所での甲状腺疾患の診断方法
日下診療所の役割: 血液検査による初期スクリーニング
甲状腺疾患の診療は、血液検査で甲状腺機能を確認することが出発点です。TSH・FT4・FT3に加え、必要に応じて抗TPO抗体・抗サイログロブリン抗体・TSH受容体抗体(TRAb)・サイログロブリンを測定し、結果をもとに治療開始・経過観察・専門病院での精密検査を判断します。健診結果で指摘を受けた方は、結果をお持ちのうえご来院ください。
エコー検査・精密検査が必要な場合
血液検査の結果、結節(しこり)の評価や甲状腺の構造的異常の確認が必要と判断された場合は、甲状腺専門病院や連携医療機関へご紹介します。都内の甲状腺専門病院や荒川区近隣の総合病院・大学病院と連携し、患者さんごとに適切な紹介先をご提案します。
紹介先で精密検査と診断を受けていただいたあと、安定した長期管理を日下診療所で継続する形で、通院負担を抑えながら専門医療につなぐ体制です。
日下診療所での甲状腺疾患の治療方法
治療の基本方針
甲状腺疾患の治療は、ホルモン値を正常域にコントロールしながら、原因疾患に応じて長期的に管理することが基本です。日下診療所では、内分泌代謝科専門医が在籍する内科診療体制で、ガイドラインに準拠した治療と、患者さんのライフステージ(妊娠希望・妊娠中・授乳期・高齢期 等)に合わせた個別化を行います。
疾患別の治療の進め方
バセドウ病(甲状腺機能亢進症)は抗甲状腺薬(チアマゾール・プロピルチオウラシル)による薬物療法が第一選択で、薬物療法で寛解する方は約3割とされ、コントロールが難しい場合は放射性ヨウ素治療や手術を専門病院と連携して検討します。橋本病・甲状腺機能低下症は甲状腺ホルモン補充療法(レボチロキシン)でホルモン値を調整し、妊娠希望・妊娠中の方は目標値が異なるため連携して管理します。甲状腺結節は、機能異常のない安定した結節であれば血液検査と臨床評価による経過観察を日下診療所で継続し、精密評価が必要な場合は専門病院へご紹介します。
通院頻度の目安
ホルモン値の調整中は1〜2か月に1回、安定後は3〜6か月に1回の通院が一般的です。安定期の継続治療はオンライン診療にも対応しており、お忙しい方でも治療を続けやすい体制です。平日は19:00まで診療しており、お仕事帰りの通院にも対応しています。
関連疾患の同時管理
甲状腺機能低下症は脂質異常症の二次性原因として知られ、適切な治療で脂質値が改善するケースもあります。生活習慣病をお持ちの方は、甲状腺機能の確認を含めた総合的な評価を行います。
日下診療所での甲状腺疾患診療の特色
甲状腺疾患は若年女性に多い疾患ですが、加齢とともに有病率が上がるため、日下診療所では若年〜高齢まで幅広い世代の患者さんを診療しています。「疲れやすい」「動悸がする」「体重が変動する」など、忙しさや年齢のせいと見過ごされやすい症状の背景に甲状腺疾患があることがあります。日下診療所では、内分泌代謝科専門医が在籍する内科診療体制で、甲状腺機能検査(TSH/FT3/FT4)・甲状腺自己抗体検査を含む血液検査で甲状腺機能を評価する体制を整えています。バセドウ病・橋本病の診断と内服治療は外来で対応可能です。手術や専門的治療が必要な場合は、荒川区近隣の総合病院・大学病院など専門施設と連携してご紹介します。また、40〜50代では動悸・発汗・疲れやすさなどが更年期の症状と似ているため、更年期かどうか迷う不調も血液検査で甲状腺の関与を確認できます。
木村院長より
甲状腺疾患の診療で大切にしているのは、「数値の正常化」だけでなく「症状の改善」です。甲状腺ホルモンの数値が正常でも、患者さんの体感としてはスッキリしない、ということは少なくありません。
バセドウ病や橋本病は長期にわたる管理が必要な疾患ですが、適切な治療を続ければ普段の生活にほとんど支障はありません。「妊娠を考えている」「お子さんへの影響が心配」「お薬を続けても良くなった気がしない」など、ライフステージや日常の不安に応じたご相談に丁寧にお応えしていきます。気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。
よくあるご質問
Q. 健診で「TSHが高い」「TSHが低い」と言われました。すぐ受診すべきですか?
A. TSHは甲状腺機能の最も鋭敏な指標で、「高い」は甲状腺機能低下傾向、「低い」は機能亢進傾向を示唆します。TSHだけでは確定できないため、FT4・FT3や抗体検査を組み合わせて、治療が必要な状態か経過観察でよいかを判断します。
日下診療所では健診結果をお持ちいただければ、追加の血液検査と今後の方針をご提案します。
Q. 首にしこりがあります。すぐに受診すべきですか?
A. しこりに気づいた場合は、放置せず受診をお勧めします。甲状腺結節の大半は良性で、すぐに治療が必要なものはまれですが、まれに悪性(甲状腺がん)のことがあります。日下診療所ではまず血液検査で甲状腺機能を確認し、しこりの精密評価が必要な場合は提携する甲状腺専門病院でのエコー検査・必要に応じて穿刺吸引細胞診をご紹介します。診断後の長期管理は日下診療所で継続できます。
Q. オンライン診療で甲状腺疾患の継続治療は可能ですか?
A. ホルモン値が安定している継続治療のオンライン診療に対応しています。直近の血液検査結果をもとに薬の調整を行い、処方箋をご自宅近くの薬局へ送付します。ただし、初診の方や採血が必要なタイミング、薬の調整が必要な時期、提携先でのエコー検査結果を踏まえた方針見直し時には対面での受診をお願いしています。
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院長・内科専門医・高血圧専門医・内分泌代謝科専門医。甲状腺疾患を担当
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理事長・内科専門医。京都大学医学部卒・MPH 取得。医承会グループ理事長
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