診療案内

舌下免疫療法 — スギ花粉・ダニアレルギーの治療

日下診療所では、スギ花粉症とダニによるアレルギー性鼻炎の舌下免疫療法に対応しています。原因となるアレルゲンを少量ずつ毎日舌の下から服用し、アレルギー症状の軽減を目指す治療です。効果や副作用には個人差があるため、検査結果や症状を確認して治療の適否を判断します。

監修: 石田 和也(理事長)公開日: 最終更新日:

舌下免疫療法とは

舌下免疫療法は、原因となるアレルゲンを少量ずつ毎日舌の下から服用し、アレルギー症状の軽減を目指す治療です。日下診療所では、検査などでスギ花粉またはダニによるアレルギー性鼻炎と診断された方について、治療の適否を診察で判断します。効果や副作用には個人差があります。

使用する薬と対象となる方

スギ花粉によるアレルギー性鼻炎にはシダキュア、ダニによるアレルギー性鼻炎にはミティキュアを使用します。両方に反応がある場合の治療順序や併用の可否は、症状や検査結果を確認して医師が判断します。

治療前に確認すること

治療を始める前に、症状の経過と検査結果を確認します。お子さまを含め、舌の下に薬を保持できること、毎日継続できることなども確認して治療の適否を判断します。年齢だけで一律に案内せず、個別にご相談ください。

開始時期と治療期間

スギ花粉の舌下免疫療法は、スギ花粉の飛散期を避けて開始します。具体的な開始時期は診察で決定します。

毎日の服用を長期間続ける治療で、一般に3〜5年程度の継続が勧められています。実際の治療期間は、効果や副作用を確認しながら医師と相談して決めます。

初回診察から継続まで

初回診察と初回服用は対面で行います。治療開始後も、状態を確認しながら継続します。

  • 対面で診察し、症状や検査結果から治療の適否を確認します
  • 薬を処方後、薬局で受け取り、院内に戻ります
  • 医師の管理下で初回服用を行い、院内で少なくとも30分、体調に変化がないか確認します
  • その後は自宅で毎日服用し、概ね月1回の受診で効果や副作用を確認します

オンライン診療について

初回診察と初回服用は対面で行います。その後の診療は、状態に応じてオンライン診療を利用できる場合があります。利用の可否や対面受診が必要な時期は、診察時にご案内します。

副作用と事前にご相談いただきたいこと

口の中のかゆみや腫れ、のどの違和感などが現れることがあります。また、重いアレルギー反応が起こる可能性があります。重い喘息がある方、これまでに舌下免疫療法でショックを起こした方、治療中の病気や服用中の薬がある方は、必ず事前に医師へお伝えください。妊娠中、妊娠の可能性がある方、授乳中の方も、開始や継続を自己判断せずご相談ください。

費用

舌下免疫療法は保険診療です。実際の自己負担額は、年齢、自己負担割合、診察・検査の内容、処方内容、医療費助成の適用状況などによって異なります。詳しくは受診時にご確認ください。

よくあるご質問

Q. スギとダニのどちらの舌下免疫療法に対応していますか?

A. 日下診療所では、スギ花粉症に対するシダキュアと、ダニによるアレルギー性鼻炎に対するミティキュアの両方に対応しています。治療前に症状と検査結果を確認し、適否を診察で判断します。

Q. スギ花粉の舌下免疫療法はいつ始められますか?

A. スギ花粉の飛散期を避けて開始します。月を固定して一律に案内せず、花粉の飛散状況や症状を確認して、具体的な開始時期を診察で決定します。

Q. 子どもでも舌下免疫療法を受けられますか?

A. お子さまにも対応しています。舌の下に薬を保持できること、毎日継続できることなども確認し、年齢だけで一律に決めず治療の適否を診察で判断します。

Q. 初回はどのように進みますか?

A. 初回は対面で診察します。薬を処方後、薬局で受け取り、院内に戻って医師の管理下で初回服用を行います。服用後は院内で少なくとも30分、体調に変化がないか確認します。

Q. オンライン診療を利用できますか?

A. 初回診察と初回服用は対面で行います。その後は、状態に応じてオンライン診療を利用できる場合があります。利用の可否や対面受診が必要な時期は診察時にご案内します。

Q. 舌下免疫療法の費用はいくらですか?

A. 保険診療ですが、実際の自己負担額は年齢、自己負担割合、診察・検査の内容、処方内容、医療費助成の適用状況などによって異なります。固定額では案内せず、受診時にご確認いただいています。

関連するページ

参考文献

  1. 独立行政法人医薬品医療機器総合機構「シダキュアスギ花粉舌下錠 添付文書」 [Link]
  2. 独立行政法人医薬品医療機器総合機構「ミティキュアダニ舌下錠 添付文書」 [Link]
  3. 日本アレルギー学会「アレルギーポータル「治療について」」 [Link]
  4. 日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会「鼻アレルギー診療ガイドライン2024年版」, 2024 [Link]