診療案内
予防接種 — 小児定期接種・任意接種・成人予防接種・妊婦RSVワクチンに対応
日下診療所(JR・東京メトロ・つくばエクスプレス南千住駅から徒歩5分)では、小児の定期接種・任意接種、成人予防接種、妊婦RSウイルスワクチンなどに対応しています。接種できるワクチン、助成の対象、実施期間、在庫は年度や時期によって変わるため、最新情報は予約時・荒川区公式案内でご確認ください。接種スケジュールのご相談にも応じます。
日下診療所での予防接種
小児定期接種
日下診療所では、小児の定期接種はすべて実施しています。荒川区にお住まいの方は荒川区発行の予診票をお持ちください。他の区市町村にお住まいの方も接種可能ですが、東京23区外の自治体にお住まいの方は事前申請が必要な場合があります。
接種スケジュールに迷われた場合は、母子手帳をお持ちのうえお気軽にご相談ください。同時接種にも対応しています。
- B型肝炎ワクチン
- ロタウイルスワクチン
- 五種混合ワクチン(DPT-IPV-Hib:ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ・ヒブ)
- 小児肺炎球菌ワクチン(PCV20:プレベナー20®)
- BCG
- 麻しん風しん混合ワクチン(MR)
- 水痘ワクチン
- 日本脳炎ワクチン
- 二種混合ワクチン(DT)
- HPVワクチン(シルガード®9)※女子定期接種・男子も令和8年4月より9価ワクチン(シルガード9)が助成対象に加わりました。荒川区では、小学校6年生から高校1年生相当の男子を対象に任意接種費用の助成を実施しています(荒川区の協力医療機関で区発行の予診票を用いる場合は自己負担なし・詳しい対象や条件は荒川区の制度によります)
小児任意接種
自費での任意接種にも幅広く対応しています。お子さまの健康を守るために追加で検討できるワクチンをご案内します。
荒川区の小児インフルエンザ予防接種費用助成は、対象年齢、助成額、実施期間、対象ワクチン、協力医療機関が年度ごとに案内されます。最新年度の制度は荒川区の公式案内をご確認ください。日下診療所での取扱いと在庫は、予約前にお問い合わせください。おたふくかぜワクチンなどの助成も年度によって条件が変わる場合があります。
- インフルエンザワクチン(取扱製剤は予約時にご確認ください)
- おたふくかぜワクチン
- A型肝炎ワクチン
- 髄膜炎菌ワクチン
成人予防接種
成人の予防接種にも幅広く対応しています。65歳以上の定期接種から、働き盛り世代の麻しん風しん抗体対策、帯状疱疹予防まで対応可能です。
国の定期接種制度では、高齢者肺炎球菌ワクチンの対象は原則として65歳の方と、一定の条件に該当する60〜64歳の方です。65歳を超える方を5歳刻みで対象とした国の経過措置は2024年3月31日に終了しています。荒川区での対象・自己負担額や、定期接種とは別の助成制度の有無は、荒川区の公式案内をご確認ください。新型コロナ・帯状疱疹についても、年度ごとの対象、自己負担、実施期間は荒川区発行の案内と予診票をご確認ください。
- インフルエンザワクチン(取扱製剤は予約時にご確認ください)
- 帯状疱疹ワクチン(生ワクチン ビケン®・不活化ワクチン シングリックス®)※接種回数、費用、対象、接種できない条件が異なるため診察時にご相談ください
- 成人用肺炎球菌ワクチン — 2026年4月から高齢者の定期接種に用いるワクチンはPCV20に変更されました。定期接種の対象、過去の接種歴、任意接種の選択肢を確認したうえで、診察時にご相談ください
- 麻しん風しん混合ワクチン(MR)・麻しん単抗原・風しん単抗原・水痘ワクチン
- B型肝炎ワクチン・破傷風トキソイド
- 新型コロナウイルスワクチン — 対象、実施時期、取扱製剤、予約方法は年度や在庫によって変わります。荒川区の案内と予約時の最新情報をご確認ください
新型コロナワクチン「コスタイベ」
日下診療所では、2026年10月2日(金)から、「コスタイベ筋注用(2人用)」を18歳以上の方へ接種する予定です。任意接種と定期接種のどちらにも対応します。2027年3月末までは、原則として毎週金曜日・土曜日に実施予定です。定期接種の期限は同月末で、任意接種を含む取扱終了日は未定です。その他の取扱製剤は予約時にご確認ください。最新情報は予約時・荒川区公式案内でご確認ください。
任意接種の費用は16,500円(税込)です。定期接種の国の対象は、65歳以上の方と、60〜64歳で一定の条件に該当する方です。2026年度の荒川区における対象の詳細と自己負担額は正式案内前のため、最新情報は予約時・荒川区公式案内でご確認ください。
接種は完全予約制で、Web・公式LINEからの予約サイト・お電話で承ります。在庫確認のうえ予約確定後に製剤を手配し、2名分の予約が揃った日程で実施します。人数が揃わない場合は、接種日の変更をお願いすることがあります。
インフルエンザワクチンを含むほかのワクチンとの同時接種は、ワクチンの種類・本数・接種間隔・当日の体調を確認し、医師が予診で判断します。同時接種を希望される方は予約時にお申し出ください。
明らかな発熱がある方、重篤な急性疾患にかかっている方、過去にコスタイベに含まれる成分で重度の過敏症があった方は、接種を受けることができません。アレルギー歴、基礎疾患、抗凝固薬の使用などがある方は予約時・予診時にお申し出ください。接種の可否は医師が判断します。
妊婦 RS ウイルスワクチン(アブリスボ®)
2026年4月1日より、新生児・乳児のRSウイルス感染症重症化を予防するための妊婦向け母子免疫RSウイルスワクチン「アブリスボ®」が定期接種となりました。接種時点で妊娠28週0日〜36週6日の妊婦の方が対象です。費用や受け方は、住民票のある自治体の案内をご確認ください。
妊娠中に接種することで、お母さんの抗体が胎盤を通じて赤ちゃんに移行し、生まれた直後から赤ちゃんをRSウイルスから守ることが期待されます。日下診療所でもアブリスボ®の接種に対応しており、主治医の産婦人科と並行してかかりつけ医として接種をご検討いただけます。
海外渡航ワクチン
海外渡航前のワクチン接種についても、A型肝炎・B型肝炎・破傷風・麻しん風しん・水痘など、一般的な渡航ワクチンに対応しています。ただし、狂犬病ワクチンなど一部の特殊な渡航ワクチンについては日下診療所では対応しておらず、渡航外来を専門とする医療機関への紹介をご案内します。ご渡航予定の国・地域をお伝えいただければ、必要なワクチンを一緒にご確認します。
ご予約方法と同時接種
予防接種は完全予約制です。以下の方法でご予約いただけます。予約時に「予防接種」をお選びください。
同時接種について — 小児ワクチンは医学的に安全性が確認されており、日下診療所でも同時接種に対応しています。接種回数が多い時期にご家族の通院負担を減らし、各疾患を早期から予防できる利点があります。同時接種を希望される場合は、予約時または受付時にお申し出ください。
- Web予約 — 予約サイトからご予約いただけます
- 公式LINEから予約サイトへ — 公式LINEの画面から予約サイトにアクセスできます
- お電話 — 03-3803-5831(診療時間内)
予防接種の基礎知識
定期接種と任意接種の違い
予防接種には、法律に基づき自治体が接種を推奨する「定期接種」と、ご家族の判断で受ける「任意接種」があります。
定期接種 — 予防接種法に基づくA類疾病(子どもの集団予防目的)・B類疾病(個人の発症予防目的)に対するワクチン。対象年齢・回数が定められており、自治体の予診票があれば原則無料(B類は一部自己負担)で接種できます。
任意接種 — インフルエンザ(小児)・おたふくかぜ・A型肝炎などが該当します。自費接種が基本ですが、自治体の助成対象となる場合があります。対象年齢、助成額、実施期間、協力医療機関は年度ごとの荒川区の案内をご確認ください。
同時接種の安全性
小児の予防接種では、2種類以上のワクチンを同じ日に別々の部位に接種する「同時接種」が広く行われています。日本小児科学会の指針でも、同時接種は安全性・有効性ともに確立されているとされ、発熱などの副反応の頻度が単独接種と比べて増えないことが国内外の研究で示されています。
同時接種の主な利点は以下の通りです。
- 接種スケジュールを計画通りに完了しやすい
- 各疾患を早期から予防できる
- ご家族の通院負担を軽減できる
接種後の副反応と対応
予防接種の多くは、安全性が十分に確認されたワクチンですが、接種後に以下のような副反応が起こることがあります。
万が一重度の副反応と思われる症状が出た場合は、ただちに日下診療所または救急医療機関にご連絡ください。
- 軽度の副反応(頻度が比較的高い) — 接種部位の赤み・腫れ・痛み / 発熱(37〜38℃程度) / 機嫌の悪化・食欲低下・軽度の倦怠感。現れ方や続く期間はワクチンの種類や接種を受けた方によって異なります。ただし、生後3か月未満で38.0℃以上の場合は、予防接種後でも直ちに医療機関へ連絡・受診してください。それ以外でも気になる症状が続く場合は、接種時に受けた説明に従い、接種した医療機関へご相談ください
- 重度の副反応(まれ) — アナフィラキシー(接種後30分以内の急激なアレルギー反応) / けいれん・意識障害 / 高熱の遷延。これらは頻度はごくまれですが、接種後30分以内の発症が多いため、日下診療所では接種後しばらく院内でお待ちいただく運用をとっています
よくあるご質問
Q. 接種スケジュールの相談だけでもできますか?
A. はい、お子さまの月齢・これまでの接種歴・今後のスケジュールについてのご相談だけでも可能です。母子手帳をお持ちのうえ、通常の診察と同じ枠でご予約ください。同時接種の組み合わせや、転居・予防接種の中断後の再開についてもご相談いただけます。
Q. 予防接種と乳児健診は同日に受けられますか?
A. はい、可能です。ご予約時にあわせてお申し出ください。乳児健診で問題がなければそのまま予防接種に進める運用をとっており、ご家族の通院負担を軽減できます。
Q. 成人用肺炎球菌ワクチンはどのように選べばよいですか?
A. 定期接種で使用できるワクチン、任意接種で選べるワクチン、自己負担は年度によって変わる場合があります。接種歴、年齢、基礎疾患によって適した選択が異なるため、荒川区から届いた案内と過去の接種記録をお持ちのうえ、診察時にご相談ください。
Q. 帯状疱疹ワクチンはどのように選べばよいですか?
A. シングリックス®(不活化ワクチン)と生ワクチン(ビケン®)では、接種回数、費用、予防効果が続く期間、接種できない条件が異なります。年齢、基礎疾患、服用中のお薬、自治体助成を確認して選ぶため、荒川区の案内とお薬手帳をお持ちのうえ診察時にご相談ください。
Q. 荒川区の小児インフルエンザワクチン助成について教えてください
A. 荒川区の小児インフルエンザ予防接種費用助成は、対象年齢、助成額、実施期間、対象ワクチン、協力医療機関が年度ごとに案内されます。最新年度の制度は荒川区の公式案内をご確認ください。日下診療所での取扱い、在庫、予約方法は、予約前にお問い合わせください。
Q. 男子もHPVワクチンを接種できますか?
A. はい、接種いただけます。男子への接種は任意接種です。荒川区では令和8年4月から、男子HPVワクチンの助成対象に9価ワクチン(シルガード9)が追加され、4価ワクチン(ガーダシル)と合わせて選択できるようになりました(助成の対象や条件は荒川区の制度によります)。対象は小学6年生から高校1年生相当の男子(12歳になる年度の4月1日から16歳になる年度の3月31日まで)です。日下診療所ではシルガード9を中心にご案内しており、中咽頭がん・肛門がん・尖圭コンジローマなどの予防に加え、パートナーへの感染予防を通じて女性の子宮頸がんの予防につながる可能性も期待されます。詳しい予診票の申込は荒川区ホームページからお願いします。
Q. 副反応が出た場合はどう対応すればよいですか?
A. 接種後の発熱や接種部位の赤み・腫れは、ワクチンの種類や接種を受けた方によって現れ方や続く期間が異なります。お子さまが生後3か月未満で38.0℃以上の場合は、予防接種後でも直ちに医療機関へ連絡・受診してください。けいれんが続いている、けいれん後も意識が戻らない、呼びかけに反応しない、唇や顔が紫色、呼吸が弱い・止まりそう、明らかな重い呼吸困難がある場合は、迷わず119番を呼んでください。お子さまについて119番のサインがなく受診判断に迷う場合は子ども医療電話相談事業(#8000)、救急車を呼ぶか迷う場合は東京消防庁 救急相談センター(#7119)、それ以外の気になる症状は日下診療所(03-3803-5831)へご相談ください。
Q. 海外渡航前の予防接種は対応できますか?
A. A型肝炎・B型肝炎・破傷風・麻しん風しん・水痘など、一般的な渡航ワクチンには対応しています。ただし、狂犬病ワクチンなど一部の特殊な渡航ワクチンについては対応しておらず、渡航外来を専門とする医療機関への紹介をご案内します。ご渡航予定の国・地域をお伝えいただければ、必要なワクチンを一緒にご確認します。
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再診はオンライン診療にも対応
- アクセス
JR・東京メトロ・つくばエクスプレス南千住駅から徒歩5分
- 木村 院長
日下診療所院長・内科専門医・高血圧専門医・内分泌代謝科専門医。小児科外来にも対応
- 篠﨑 副院長
日本リウマチ学会専門医。東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センターでの臨床経験
- 自費診療料金
任意接種ワクチンの具体的な料金一覧(税込)をご案内
参考文献
- 日本小児科学会「日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール」 [Link]
- 厚生労働省「予防接種情報・予防接種法に基づく定期接種」 [Link]
- 独立行政法人医薬品医療機器総合機構「コスタイベ筋注用(2人用)医療用医薬品情報」 [Link]
- 厚生労働省「新型コロナワクチンQ&A」 [Link]
- 日本呼吸器学会・日本感染症学会・日本ワクチン学会「65歳以上の成人に対する肺炎球菌ワクチン接種に関する考え方(第8版)」, 2026
- 厚生労働省「RSウイルスワクチン」 [Link]
- 国立健康危機管理研究機構「日本の予防接種スケジュール 最新版」 [Link]
- 荒川区「小児インフルエンザ予防接種費用の助成」 [Link]
- 厚生労働省「高齢者の肺炎球菌ワクチン」 [Link]
- 東京都保健医療局「HPVワクチンの男性への接種について」 [Link]
- 荒川区「【男子】HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンの予防接種」 [Link]
- 日本感染症学会「COVID-19ワクチンに関する提言(第11版)」 [Link]
- 厚生労働省「子ども医療電話相談事業(#8000)について」 [Link]
- 東京消防庁「#7119 東京消防庁救急相談センター・東京版救急受診ガイド」 [Link]
- National Institute for Health and Care Excellence「Fever in under 5s: assessment and initial management (NG143)」 [Link]